◎ビッグアーサー
○イスラボニータ
▲コパノリッキー
△ドレフォン
☆ディーマジェスティ
注ヴァンキッシュラン
→多少願望も含まれるが十分◎を付けていい素地はある。
そもそもなぜこの直系が現代まで生き残って来たのか?
それはPrincely Giftのスピードが現代では異質であり、そのPrincely Giftの欠点である非力さを補いながらその長所を現代まで活かし続けたのが、まさにSurumuの祖母でもあるSuncourtを母に持つテスコボーイであり、名牝スターロッチの血を引くサクラユタカオーであり、アンバーシャダイの全妹サクラハゴロモを母に持つサクラバクシンオーなのである。
父は数々の名スプリンターを輩出したが、サンデーが含まれるグランプリボスは論外に近く、ラッキーソヴリン×ヤセイコーソのショウナンカンプも芝では活躍馬を出せるかとなると疑問。
それに対し、Kingmambo×Sadler's Wells×Reloy(米G1馬)の本馬の血統構成は特筆すべきと言っていい。
むしろこれでダメならこの直系存続への諦めもつく。
産駒傾向は1200~1400だが母方によっては2000の強い馬も出せる余地はある。(逆キタサンブラックのイメージ)
ダートは下級条件ならともかく一流馬は出なさそう。
→キンシャサノキセキに次ぐフジキセキの後継種牡馬。
数々のサンデーサイレンス系種牡馬が淘汰されてきた中にあって、初年度産駒のフジキセキが未だに一定の活力を保っているのは、ひとえにミルレーサーの優秀さにある。
そもそもサンデーサイレンスが日本で大成功を収めたのは、Haloの狂気を孕んだスピードが当時の日本競馬のスピードとは一線を画していたこともあるが、何よりサンデー自身が当時の日本では異系中の異系だったからである。
母Wishing Wellの血統は無名も無名であり、それがあれだけの名馬が本国ではあまり人気にならなかったら理由でもある。
とはいえ最早今の日本競馬界ではサンデーは異系でもなんでもない。
だからこそ異系×異系であったフジキセキがここまで存続できたのだろう。
そして今活躍しているキンシャサノキセキは母父Pleasant Colonyの5代アウト。
そして本馬は母父CozzeneでIn Realityの4×5。
そう、フジキセキ系は異系として特化することで活路を見出してきたSS系なのだ。
産駒傾向は1400~2200。母方の影響が強く出そうなので様々なパターンの産駒を出しそう。
ダートもOK。その場合はミスプロとIn Realityを継続したい。
→フジキセキと双璧を為す、非ディープSS系種牡馬ゴールドアリュールの産駒。
フジキセキが主張しないことでその血を繋いで来たとしたら、ゴールドアリュールはNureyevとNijinskyとVaguely Nobleを主張し、Haloの非力さを補い続けることで生き残ってきた血と言える。
産駒もHaloは弄らず、DanzigやRobertoで頑健さを増幅しつつミスプロでスピードを補うという配合で成功を収めてきた。
活躍馬の中ではまだ現役のクリソベリルと双璧を為す素晴らしい血統構成。
母父ティンバーカントリーは言わずと知れた名血。
直仔は期待ほどの活躍馬出来なかったが、ダート種牡馬として母方にFall Aspenとプレイメイトの血を持つことがどれほどのアドバンテージであるかを、今後この馬で嫌というほど思い知ることになると思う。
またリアルシャダイやAlydarといったゴールドアリュールと脈絡する血も保有しており、改めてこの馬が成功するべくして成功したことを感じさせる。
産駒傾向はダート専。マイル~中距離馬が多く出るだろうが、配合次第ではスプリントもこなせる。
ゴールドアリュールの正統後継に相応しい馬と言える活躍は出来るはずだ。
→この馬自身は決して悪い種牡馬ではないと思うので、一定の成功は収めるだろう。
コパノリッキーよりは短いところが合いそうなので、2歳~3歳春までならある程度のイニシアチブは握れるかもしれない。
ただ、ダート専と考えると母方の奥に潜む
Bitty Girl(Habitat×Princely Gift)はどうなのか。
これが△に留めた理由の1つ。
サンデーとの配合ではもしかすると芝もこなせる馬が出るかもしれないし、とはいえ芝でも一線級の馬が出せるかと言うとちょっと疑問だ。
芝でもダートでもオープン特別級を量産するタイプになるのではないか。
今ちょうど上げたドレフォンは入ってないで
→ディープ産駒が鬼門とされていた皐月賞を初めて勝った馬。
アンチニックスとされていたブライアンズタイムを母父に持ち、まさに『ディープ産駒が皐月賞を勝つならこういう馬』を体現した馬だった。
奇しくも今年同じく新種牡馬デビューするシルバーステートも母父はRoberto系のSilver Hawkである。
未完の大器であったシルバーステートへの期待値はいかんともし難いものがあるが、客観的に見てSilver Hawk×Niniski×Tyrantという一流とは言い難い種牡馬を累代とするシルバーステートと、ブライアンズタイム×Sadler's Wells×Doff the Derby(GenerousとImagineの母)を持つ本馬では血統価値は比較するのもはばかられるレベルである。
もちろんシルステが成功する可能性もあるが、本馬との比較ではこちらを下に見ることは到底出来ない。
もちろん打率型ではないが、大ホームランを打つ可能性は十二分に秘めているし、本気で日本馬が凱旋門賞を勝ちたいならこういう種牡馬を残していく必要があるのではないか。
→最後に大穴。
ヴァンキッシュランは現役時代青葉賞勝ち。
現役時代で上がり33秒台を使ったのは2着に降着となった500万下のみで、あとは全て34秒以上といういわゆる“斬れないディープ”だった。
そんな彼のダービーは、勝ったマカヒキ、2着はサトノダイヤモンドのHaloのクロスを持つ“軽くて器用なディープ”の前に13着と大敗しそれが最後のレースとなった。
その後トーセンの島川氏が運営するエスティファームで種牡馬入り。
島川氏はどうも線の細い馬があまりすきじゃない節があり、それがセレクトでハズレを掴まされまくった遠因でもあると思う。
社台グループがグループ内競争に明け暮れ、血の保存への意識が希薄であることを鑑みるとトーセンジョーダンやトーセンブライト、トーセンファントムをプライベートで種付けし続け、その血を残している彼の方針は、競馬ファンとして応援したい気持ちがあります。
余談ですが、彼が豪州に連れていったブレイブスマッシュの血は豪州でおそらく一定の繁栄を見せるはず。
そんなエスティファームで繁殖入りしたヴァンキッシュランですが、産駒の殆どは地方行きらしいです。まあ仕方ないですね。
ただ、母リリーオブザヴァレーは十分ポテンシャルを秘めていると思います。
現1歳は島川氏の大本命輸入種牡馬、ダービー2カ国Vのマクマホンがいてだいぶ種付け数減ってしまってるので今年何とか活躍馬出してほしいですね。
ザファクターは悩んだけど外した
このタイプ日本連れてくると案外みたいなことわりとあるんよな
アメリカンペイトリオットは普通にしんどいと思うで
どういう現象?
サンデーサイレンス産駒ばかりになって勝てる配合考える際に「サンデーサイレンスになにを掛け合わせるのか」が前提になってしまうような状態や
それはむしろ日本の前に世界中で起こってきたことやで
そうなんか
日本だけの異常事態ってわけでもないんやなサンガツやで
セントサイモンの悲劇 でググると昔からそういうのあったて良く分かるで
トウショウボーイのラインはとうとう消えてしまった
テスコボーイ系の最後のライン
ヒットは打つけどホームランは出ないTapit系種牡馬に倣って小銭稼ぎはいけると思う
Tapitはそもそも日本やと活躍できる土壌が狭すぎるというか
まあオペみたいなタイプだよなありゃ、おまけに実質父ディープだし
仕上がりが時間かかりそうなのと、母父が出てくれなきゃ二歳の間使うレース苦労しそうみたいなのはある
案外勝ち上がりは多いと思うで
ただデカイのは出るかどうか
血統の字面は中距離馬やからなあ
ブラストワンピースが引退しない理由から考えるとね…
現2歳から種付け数回復してるで
モズカッチャンとかディアドラが活躍したあとの世代やね
いずれジャパニーズフランケルのモズアスコットに駆逐される種牡馬ばかりや
サトノダイヤモンド産駒、リオンディーズ産駒もいるぞ
そういやもう産駒デビューしとる馬おったな
リプレーザとエアスピネルなんてチャンピオンズカップで走っててもおかしくないわ
ただただキツい
推せる要素が見当たらない
あれ血統も良くて種牡馬として期待されたのにゴミだった
そらシスキンよ
ナダルも面白いぞ
ドレフォン200頭から種付けしてるからな
今年産駒デビュー組じゃ一番種付けしとる
成功間違いなしや
なおドレフォンの前に輸入種牡馬で種付け数が世代一位だったのはチチカステナンゴの模様
シルバステートはコケるのほぼ間違いないわ
自身もスピード感なかった上に弱かった
それがセール好時計連発よ
本場も南Wで超抜時計連発してたぞ
去年のドゥラメンテとかモーリスもそんな感じやなかったか?
ドゥラメンテはそうでも・・・
モーリスこの時期50勝なら充分成功でしょ
重賞勝っただけでなんJ大騒ぎ確定や