2月24日ドミニカのキント・センテナリオ競馬場でClasico Independencia Nacional (G1、ダート2000m)が行われInmensoが勝利した。
このレースが注目されたのはドミニカでも初の三冠馬3頭の対決が実現したからである。
2015年の三冠馬はFratello Martino(父Codasco (USA))。近走では昨年11月にClasico Presidente Constitucional de la Republica(G3)に勝利している。2016年の三冠馬はTango Dancer(父Tango Tales (USA))。先月にはClasico Ano Nuevo(G2)を制している。2017年の三冠馬はInmenso(父Equinox (USA))。カリブ諸国のBCクラシック・Clasico Internacional del Caribe(G1)を昨年12月に走って以来(4着)のレースとなる。
レースは実は4頭立てで行われ三冠馬3頭以外にDona Milagrosも出走しており、Fratello Martinoを先頭に三冠馬3頭が先行、Dona Milagros1頭が大きく遅れる展開。3コーナーあたりでTango Dancerが先頭に立ち更に4コーナーではInmensoが先頭を奪い、直線ではTango Dancerに盛り返されるもInmensoが押し切りました。Fratello Martinoは完全に脚がなくなりDona Milagrosにも交わされてしまい4着に終わりました。
レースを見る場合のために馬番を記しますと(1)Tango Dancer(2)Inmenso(3)Dona Milagros(4)Fratello Martinoとなります。