2月18日ベネズエラのラリンコナダ競馬場で行われたアルサック賞は2番人気のLe Capannelleが1番人気のJorge Zetaをハナ差で競り落とした。
ベネズエラの次の大レースは4月の共和国大統領賞(G1、ダート2400m)でありアルサック賞はその始動戦によく使われるリステッドのレースである。今年は2頭の大物が参戦した。
1頭はJorge Zetaである(→血統表)。Jorge Zetaは2015年にベネズエラの有馬記念的レースのシモンボリバル大賞(G1、ダート2400m)等を制しその後パナマへ遠征していたが昨年末にベネズエラに復帰、12月のバーレスコ賞(G2、ダート1800m)で快勝、健在ぶりを披露していた。
もう1頭はLe Capannelleである(→血統表)。Le Capannelleはカリブ海沿岸諸国の持ち回りで開催されているCopa Invitacional del Caribe(G1、ダート1600m)を2016年に制しており昨年の共和国大統領賞では2着になっている。
レースは逃げた馬を早め3コーナー手前から潰しに行ったJorge Zetaに対し、Le CapannelleはじわじわとJorge Zetaに並びかていき直線入り口でJorge Zetaの前に出た瞬間勝負あったかのように見えたがそこからJorge Zetaが脅威の粘りで直線は2頭の長い叩き合い。ゴール地点ではわずかだけLe Capannelleが先着した。
共和国大統領賞には昨年のシモンボリバル大賞の勝ち馬Gran Willなど他の強豪も参戦すると予想されるがLe Capannelle、Jorge Zetaの2頭も上位争いは間違いないであろう。
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— .::Granhipismo::. (@granhipismo) 2018年2月18日